お客様からの髪に関する質問をQ&Aでまとめてみました。



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Q1髪は一日に何本抜けるの?

髪の毛はある一定の周期で生え変わっています。髪は永遠に伸び続けるのではなくヘアサイクルというものがあって、平均して4~6年で生え変わっています。成長期の髪が85~90%、休止期の髪が15~10%あり、休止期に入った毛胞の深さは成長期の約3分の1になりこの休止期の髪がやがて抜けていくのです。

髪の毛1本1本が時期をずらせてヘアサイクルの周期を回っていますので休止期に入っている10~15%の髪がいっせいに抜けるのではありません。 以上の事から一日の抜毛の本数は、70~80本という事になります。これぐらいの抜毛なら心配ありません。

Q.2 フケが多いのはなぜ?

フケは頭皮の角質がはがれたものに、皮脂・汗・汚れが混ざったものです。 健康な頭皮の方でもフケは出ます、問題はその量です。皮膚にはターンオーバーと呼ばれるサイクルがあり、基底層(下図参照)で作られた細胞は約14日間かけて押し上げられ角質層になります。

さらに角質層で14日間とどまり、やがてフケとなってはがれ落ちます。このターンオーバーが乱れて早いペースで角質がはがれ落ちるとフケが目立つようになります。 フケにはサラサラしている乾性のもの、ベトベトしている脂性のもの、2種類に分かれます。

原因として
1.頭皮の乾燥
2.紫外線を過度にあびた(頭皮が乾燥します)
3.睡眠不足
4.栄養の偏り

これらの原因により新陳代謝の低下がおきたりして角化がスムーズにいかなくなりフケが出る場合があります。フケの多い方は心あたりはないでしょうか。

1番2番は乾燥を防いだり、フケ止め効果のあるシャンプーやヘアトニックを使用してください。3番4番は、生活パターンを規則正しくして食生活を改めることにより対処できると思います。また、(3番の)睡眠不足になると皮脂の分泌が多くなりますので脂性の方は注意が必要です。

ただしこれらを改善してもおさまらない場合は他の原因も考えられますので(ホルモンバランスの異常など)その場合は医師の診断を仰いでください。

Q3 白髪はなぜ生えるの?

髪の毛の事はまだはっきりと分かっていない事が多く、白髪もその一つなのですが、分かっている範囲でお伝えします。

髪の毛に色がつくのはみなさんご存知のようにメラニンが関係しています。

人は濃い褐色のユーメラニンと、黄色から赤色に近いフェオメラニンという2つのメラニンを持っていて、この2つのメラニンの比率と量の違いにより、金髪や黒髪の髪色を作り出しています。

このメラニンは、毛母にあるメラノサイトと呼ばれる色素細胞で、チロシナーゼという酵素によって合成されて毛髪に送り込まれます。白髪の毛母にもメラノサイトは存在していて、白髪が途中で褐色になったりするのはこの事の証明になります。

ではなぜ白髪になるのかと言うと、先程出てきた『チロシナーゼ』という酵素の活性の低さと減少により白髪になると考えられています。このチロシナーゼがなぜ減少したり活性が低くなるのかは、はっきりと分かっていません。

Q4 頭皮料とは何ですか?

『頭皮料』あまり聞き慣れない言葉ですね。簡単に言うと頭皮用の外用剤という事になります。でも頭皮用の外用剤となるとたくさんの種類があります。ヘアトニック、育毛剤、発毛剤、皮脂を取るクレンジング剤、頭皮のコンディションを整える商品などさまざまです。商品によって使用目的が違うので言葉の意味が曖昧で分かりにくくなっています。

ある目的があって自分が使ってみようとした商品に『頭皮料』と書かれてあり聞き慣れないために迷ってしまった、という方も多いようです。ここで大切なのは自分がどういう目的でその商品を手に取ったのかということです。目的にさえ合っていれば『頭皮料』という商品の分類は気にしな くて良いと思います。

Q5 糖分は髪に良くないと効きましたがどうなんでしょう?

糖分を摂りすぎると、皮脂の分泌が多くなる事があります。皮脂の過剰は脂漏性脱毛の原因になる事がありますので脂症の方は注意が必要です。

あくまでも摂取過剰によるものですから『糖分=抜毛』とはなりませんので間違わないようにしてください。糖分の他にも動物性脂肪の摂取過剰や睡眠不足も皮脂の分泌が多くなる原因になります。

Q6 一般に売っているカラー剤とヘアサロンのカラー剤は違うの? 

違いを説明する前にカラー剤の作用をごく簡単に説明しますと、『ブリーチ→色味を入れる』この2つの作用を1回の塗布でしているのです。

サロン専用のカラー剤、一般に売っているカラー剤、共に数多くの種類がありますので、すべての商品で同じことは言えないのですが、発色の面では一般のカラー剤のほうが良い商品があるようです。

こう書くと安くて発色も良いのなら一般のカラー剤で充分と思われてしまいそうですが、発色が良いということはブリーチ力も強いのです。どういうことかといいますと、紙に色を塗るのを例にとると分かりやすいと思います。
黒い紙に色を塗るより白い紙に色を塗るほうが鮮やかに色が出ますよね、毛髪も同じでブリーチで髪色を脱色して明るくしてから色味を入れるほうがきれいに色味が出ます。

私たちは髪の明度を数字で表すのですが、7レベル(一般的に数が多いほど明るくなります) の明度の一般のカラー剤では11~13レベルぐらいまで明るくしてから色味を入れるのに対し、サロン用のカラー剤では9~10レベルに抑えられています。ブリーチというのは髪への負担が大きいので、サロン用のカラー剤はブリーチ力を抑えて髪のダメージを最低限におさえているのです。

最近はカラーをしている方が多く、それに伴って髪のダメージも強くなりがちです。そのためヘアサロンでは、髪の主成分の蛋白質を補充したり、ダメージ部分は保護しながら施術します。その あたりも差になるでしょうか。

カラー剤というのはホームカラー、サロンカラーともに必ず退色しますがブリーチ力の強いカラー剤を使用しているとカラー後日数が経つと、色味だけが抜けてブリーチされた髪色が出てきます。最初に染めた色よりずいぶん明るくなってしまって困ったという経験をされた方はいないでしょうか? もしおられたならこういう事が原因なんですよ。

Q7 脂症なのに髪は乾燥してバサバサなんですどうすれば良いの?

最近こういう方が多いのです、体質的には脂症なのになぜか髪はバサバサ。毎日の髪の手入れを考えてダメージヘア用のシャンプーを使うと頭皮はベタベタしてしまう。皮脂をしっかり洗うシャンプーを使うと髪がまとまらない。いったいどうすれば良いの?

こういう悩みを持つ方のほとんどはヘアカラーもしくはパーマをされています。言い換えると髪に何らかのダメージがあるのです。ダメージがあると髪は乾燥しやすくなります。

ヘアケアの基本であり最も簡単にできる髪のお手入れは「シャンプー&リンスorコンディショナーorトリートメント」です。
こういう状態の方がシャンプーを選択する際に一つの落とし穴があります。
何かといいますと、例えば皮脂をしっかり洗うシャンプーだとヘアケアにはあまり重点がおかれていないため、セットで売られているコンディショナーなどはサッパリ仕上がるようになっていて、傷んでいる髪は時間が経つと乾燥しやすくなります。
頭皮には合っているが髪には合っていないという状況になります。ダメージヘア用のシャンプーを選択するとこれが逆になります。

答えは簡単なのです。もうお分かりの方も多いと思いますが、頭皮には皮脂を洗うシャンプーを、髪にはダメージヘア用のトリートメントを使えば良いのです。
シャンプーやトリートメントは必ずしも同じ系統の物を使う必要はありません。
但し、トリートメントなどは髪に作用させるのですから、頭皮にはすり込まないようにして、特に毛先中心に揉み込むように塗布して、すぐに洗い流さずにしばらく放置するとなお効果的です。

オーパス21でシャンプー、トリートメントなどを充実させているのはこういう事情もあるのです。

Q8 赤ちゃん・子供は何歳ぐらいからカットできるの?

基本的に首がすわって、一人で座れるようになれば可能です。

当店では、アニメのビデオを流しながらカットするようにしてます。
子供さんには好評で、アニメを見たさに来られる子供さんも多いです。ただ!初めてカットをしに来られて一人で椅子に座ると、不安になるのか急に泣き出す子供さんもいます。泣くだけならあまり問題は無いのですが、泣きながら動く 子供さんもいます。そうなるともうお手上げなのです。

過去に一人だけですが、カットの半ばで泣き出してしまい、激しく動いた子供さんがいまして、最後までカットが出来ないケースがありました。

出来るか出来ないか?
一度子供さんと一緒にお店に来てください。そして、椅子に座ってから判断すればいいと思います。

Q9 明るいヘアカラーと白髪染めを比べると、どちらが髪の傷みが強いの?

この質問の結論はヘアカラー剤の説明をしてからのほうがいいと思いますので、まずは説明を。

ヘアカラーの薬剤には大きく分けて3つのタイプがあります。 「一時染毛剤」「半永久染毛剤」「永久染毛剤」の3つです。

「一時染毛剤」というのは、カラースプレーのように、シャンプーすることによって色が落ちてしまうようなもの。

「半永久染毛剤」というのはヘアーマニキュアに代表される、毛髪の表面だけを染めるもの。

「永久染毛剤」というのは、毛髪の内部まで染めるヘアーカラー剤やヘアダイと言われるもの。
詳しく言うと、この永久染毛剤には2種類あって、髪を明るくすることができるアルカリタイプのものと明るくすることができない弱酸性タイプのものがあります。

この中で髪にダメージを与えるものは「永久染毛剤」と言われるものだけです。ただ、先ほど書いた永久染毛剤の弱酸性タイプのものは、ほとんどダメージはありません。


‥‥‥ここで少し余談を………
この永久染毛剤の弱酸性タイプのものは、ヘアーサロンだけのアイテムでして、ヘアカラーをしてから日にちが経つと、髪の色味が明るくなることがありまよね。こういった髪に色味だけを入れることができるものなのです。


話を元に戻します。
明るいヘアカラーと白髪染めはどちらの傷みが強いのか? ダメージがあるのは永久染毛剤のアルカリタイプですから、このタイプを使用したとして答えを書きます。

答えは明るくするタイプです。

永久染毛剤のアルカリタイプのものは髪の内部に染料を入れるために「キューティクル」といわれる毛表皮の間から、毛髪内部に薬剤を入れる力を持っています。
キューティクルの間から薬剤を入れて、メラニンを壊しながら髪色を明るくしていきます。

一般的にこのタイプのものは、染め上がりが明るいものほどアルカリ性が強く、その強さに比例して髪の傷み(ダメージ)も強くなります。

白髪染めの場合であっても、髪の内部まで薬剤を入れるアルカリタイプのものは髪のダメージがあります。
白髪染めをされた方には経験されたことがあると思いますが、日にちが経つと、染めた当初より髪が明るくなったこと。
これはアルカリの力でメラニン色素が破壊され、日にちの経過とともに、髪の内部に入っていた染料が抜け出てきたことにより明るくなるのです。


当店は禁煙となっています。