ヒゲについて
ヒゲという漢字はいくつかありますが、『髭』という文字が使われることが多いように思います。
厳密に言うと『髭』というは「口ヒゲ」を示します。口ヒゲとは、鼻の下にたくわえるヒゲの事。
そして『鬚』という漢字は「あごヒゲ」を示し、『髯』は「ほおヒゲ」を示します。正確には部位によって文字が違うのですね。
老けて見られるようにヒゲを伸ばす
私自身が髭を伸ばし始めたのは20代の頃でした。
一番の理由は、若造技術者はお客様から頼りなげに思われてしまうため、年長に見えるようにヒゲを伸ばしたんです。
当時はヒゲに対してあまり知識がなかったものの、お客さんに安心感を感じてくれる容貌になりたいというのが理由の一つでした。
その頃のヒゲは、先に書いた文字で言うなら『髭』の口ヒゲでした。当時の写真を今見ると、無理をして伸ばしているようで、とても滑稽で笑ってしまいます。でも、その頃はお客様の支持を得たいため、本人は真剣で、(それなりに)格好イイと思ってたことが恥ずかしくもあります。
ヒゲを伸ばすと一般的に老けて見られます。
特に、鼻の下だけのヒゲはこの傾向が強いです。
初めてヒゲを伸ばすならアゴヒゲだけにするのがおすすめです。
そんなことからも、年長に見られるようにヒゲを伸ばした20代の頃の判断は間違いではなかったと言えます。
ヒゲを伸ばしてもヒゲの手入れは楽にならない
あと一つは、毎日の髭剃りが面倒だったという理由もあります。
ヒゲを伸ばしてみて分かったことは、ハサミやバリカンでヒゲの手入れをするより、剃ってしまうほうが断然楽だということを知りました。
ヒゲの市民権や好き嫌い
今はヒゲの専門雑誌が発行されるくらいですから、以前よりも、多少は市民権が得られたように感じるヒゲではありますが、金融・サービス業・小売業などの業種では、なかなか受け入れられないのも事実です。
そういった意味では、誰もが楽しめるものではないと言えないかもしれません。
ヒゲは年齢とともに薄くなることはほとんどないため、年齢を重ねてからでも楽しむことができるのが、一つの特徴となっています。
加えて言うと、ヒゲも髪と同じように白髪になっていきますが、白くなってからでも十分楽しめるのです。
ヒゲは仕事をリタイアしてからも楽しむことのできる、男だけのおしゃれです。
オーパス21ではヒゲを楽しむための提案をさせていただきます。
これから、お二人の施術例を紹介します。
ヒゲトリミングの紹介
ヒゲトリミングの実例
ヒゲの濃い方ではありませんが、十分に楽しめます。
この程度の伸び方であれば、アゴヒゲは、そんなに気にならないと思いますが、唇のまわりに伸びているヒゲがモゾモゾしてくる頃なので、揃えていきます。
施術前
トリマーとハサミを使って揃えます
トリミングの流れは、まずトリマーと呼ばれるバリカンで、大まかなラインと長さを揃え、仕上げはハサミを使います。
ハサミを使って揃えます
施術後のヒゲの状態
トリマーとハサミを使った後、カミソリで輪郭を揃え、少しシャープな感じに仕上げました。
もっとシャープにしたい場合は、トリマーの長さを短くして全体の長さを揃え、細いヒゲにするとシャープになります。
施術後
前から見る施術例
トリミング前とトリミング後の比較をしてみました。
左がビフォーで右がアフターです。
左:施術前 / 右:施術後
左のビフォーの説明
前回のお手入れから1ヶ月弱経っていますが、こちらのお客様はその間にご自分で何度かお手入れをされていますので、鼻の下のヒゲはあまり伸びていない状態ですが、唇にかかるヒゲが何本かあり、この何本かのヒゲの影響で、口周りがモゾモゾする違和感があると仰っていました。
一方、アゴヒゲはかなり伸びていて、以前にトリミングした痕跡がわずかに残っている程度です。
右のアフターの説明
最初にトリマーを使い鼻の下は4mm、アゴのセンター部分は6mm、アゴのサイド部分は3mm~4mmに揃えます。
次にハサミを使って輪郭を揃え、さらに表面を揃えます。
最後にカミソリを使って輪郭を鮮明に仕上げます。
ボサボサと伸びたヒゲがスッキリとシャープになりました。
ヒゲのトリミングはこのようなパターンだけではなく、もっとルーズに仕上げてワイルド感を出したり、長さを短くして無精ヒゲのようにしたり、ラインを細くして、ちょっとキザに見せたりとバリエーションがたくさんあります。
横から見るヒゲのビフォー・アフター
ヒゲは自分でも整えることができます。
私も自分のヒゲを整える際は鏡を見ながらトリマーやハサミを使って整えます。
鏡を見ながら整えるのは手が左右逆になり、なかなか難しいものの、慣れれば自分でも可能ではあります。
ただし、正面からの確認はできるのですが、横から見た表情を整えるのは難易度が高く、自分でトリミングするのは非常に難しいのです。
ヒゲは横顔を作ることもできるおしゃれの要素でもあるので、こだわりを持つなら、サロンでお手入れされるのも一つかと思います。
横から見たビフォー・アフター